各種調査
目視調査
管渠の継手・クラック・壁面・不等沈下などの状態・マンホールの側塊・目地・管口・足掛け金物・などの状態を確認し、詳細調査及び改善対策の策定資料を求めます。
管径800mm未満の管路及び取付管は、マンホールや桝から鏡、強力ライト、管路点検簡易カメラを用い管路内を視察し、800mm以上の管路は歩行可能であれば調査員の管内潜行により状態を確認します。

潜行目視

潜行目視

人孔目視

人孔目視
流量調査
流量検査は不明水対策を前提とし、エリアの特性を判断するものです。調査の結果から問題個所の特定をする為の調査(誤接続調査・送煙調査・テレビカメラ調査他)を効率良く、且つ低コストで導く為の調査です。

流量調査

計測器
管路内の流量は通常測定人孔内に計測器を仮設して連続計測し調査期間中に、数回の降雨を見込む必要が在る為、1ヶ月間の測定が望まれます。
対象地域の管渠を流下する下水流量を連続的に測定する事により、不明水を含む下水の基本量を定量します。このデーターを基に、晴雨天比較や生活排水量調査との組み合わせにより、雨水侵入水量の推定と相互比較を行います。
また、深夜流量と生活排水量調査から地下水侵入量を推定することが出来ます。
誤接続調査
雨水排除施設の汚水管路への誤接続の状況を把握する為の調査です。
家庭内にある雨水桝が汚水桝に接続されている例は比較的多く、しかも屋根部分からの雨水流入率は100%に近く、また流集時間は短いので汚水管渠に流入する雨水進入水量は短時間に大きな値を示すことがあります。

染料調査

染料確認