各種調査・清掃

各種調査
Survey
調査について
私たちの暮らしを支えるインフラのひとつに、下水道があります。普段は目にすることのない設備ですが、雨水や生活排水を安全に処理し、街を清潔に保つために欠かせない存在です。そんな下水道の状態を把握し、適切に管理するために行われるのが「下水道の調査」です。

下水道の調査では、管の中にカメラを入れて映像を確認したり、専用の機器で管の傾きや破損の有無を測定したりします。これにより、老朽化した部分や詰まりの原因を特定することができ、早期の修理や交換につながります。特に近年では、集中豪雨による浸水被害が増えているため、下水道の能力や安全性を見直すことが重要になっています。

下水道の調査は、目立たないけれども社会にとって非常に大切な仕事です。これからも安全で快適な街づくりのために、フマイクリーンサービスは各種調査に取り組んでおります。
Survey method
調査方法紹介

管口カメラ調査

管口カメラ調査
下水道法・日本下水道事業団法の一部改正により「下水道の維持修繕基準を創設」「事業計画の記載事項として点検の方法・頻度を追加」が示され、下水道の計画的な維持管理を推進される事となりました。
弊社におきましては調査員がマンホール内に直接入孔せずとも、地上から管口テレビカメラをマンホールに内に挿入し、管きょ内の状況を撮影できる範囲内で確認する方法を行っております。

TVカメラ調査

TVカメラ調査
通常内径800mm未満の管内調査は小中口径テレビカメラを用い調査を行います。
管きょ内にテレビカメラを挿入し管きょ内の状況を撮影しDVDに収録すると共に問題箇所は写真撮影し整理保管することで以後の維持管理検討資料となります。また管路埋設後の竣工検査や管路の初期の状態を記録していくうえでも重要な方法です。

特殊管路調査

特殊管路調査
老朽化した管路が原因で道路が陥没する事故が全国で相次いでおり、私たちの安全を脅かす問題となっています。こうした状況を受けて、国土交通省は「下水道管路の全国特別重点調査」の実施を地方公共団体に要請しました。この調査は、特に危険性の高い管路を優先的に点検し、事故の未然防止を図ることを目的としています。調査対象は、管径2メートル以上で1994年度以前に設置された管路で、腐食しやすい箇所や過去に陥没履歴のある場所などが重点的に調べられます。
調査では、目視やテレビカメラによる内部点検、打音調査や空洞調査などが行われ、緊急度の高い箇所には速やかな対策が求められます。たとえば千葉県では、約73キロメートルの管路を調査した結果、約1.4キロメートルが「緊急度I」と判定され、1年以内の対策が必要とされています。

流量調査

流量調査
画像・水位変換システム
この研究会が開発・推進している「画像・水位変換システム」は、以下のような仕組みです。
  • 管路内にリング状指標を設置
  • 人孔部にインターバルカメラを設置し、1分間隔で撮影
  • 画像解析により、水位がリングのどの位置まで達しているかを判定
  • 市販のカメラを使用することでコストを抑えつつ、管内の水位変動を「見える化」
この技術により、雨天時の浸入水の状況を効率的に把握でき、対策の優先順位付けや計画的な維持管理が可能になります。
詳しい紹介動画はこちら

特殊洗浄

特殊洗浄
 アイスピグ洗浄
アイスピグ管内洗浄工法は、イギリス・ブリストル大学で開発された技術で、2011年に日本に導入されました。従来の洗浄方法では難しかった曲がりくねった管や口径が変化する管、伏せ越し部なども、安全かつ効率的に洗浄できます。

  •  特殊アイスシャーベット(SIS)を使用:水と食塩で作られたアイス状のシャーベットが、管の形状に沿って流れ、せん断力で汚れをこすり取る。
  • 汚れは氷に包まれて管外へ排出:汚れや夾雑物は氷に取り込まれ、管を傷つけることなく外へ運び出されます。
  • 環境にやさしい:使用する材料は水と塩のみ。薬品を使わないため、人体にも環境にも無害です。

その他業務のご案内

Contact us
お問い合わせ
上記業務の担当部署はPS事業部です。お気軽にお問い合わせください。
PS事業部
〒690-0822 島根県松江市下東川津町622
TEL.0852-31-1671(代)
FAX.0852-31-1693
TOPへ戻る